5月10日鳴子きずなの会の「ワクワク座談会」が開かれました。
今回は緑土木事務所の職員の方が2名参加されました。
鳴子学区にある「花と緑の散歩道」を高齢者にとって歩きやすい道にするために道幅を広げるために現在道の両側に植わっている木を車道と反対側のみ伐採することになったと報告がありました。
学区とともに大きく育った木々を切ってしまうのは後ろ髪を引かれる思いなのですが、歩道への植栽の条件はバリアフリーを進めるため条例でも定められていると。
この工事を行うために何を鳴子の人たちが望んでいるか知りたいと緑土木事務所の方は言ってみえました。
それを受けて会議では「壊れたベンチを直し、 必要な数増やして」、「小学生・中学生が参加できる様に」「水やりが大変、散水車を回せないか」など様々、多様な意見が出されました。
緑土木事務所は、検討することと、できないことそれぞれに丁寧にその理由を説明しました。
普段は聞けないその説明に住民からは「初めて知った」「勉強になった」と感想が出されました。
行政と住民組織ともに実現したいことは住民の笑顔があふれるまちづくりですから、その想いを軸に話し合えば、すぐには実現できないこともあるけれども、お互いの理解が深まるなぁと実感しました。
5月中に要望を出せば計画に反映してもらえるとのことです。
この緑土木事務所と鳴子住民のとにコラボ(協働)でどんな散歩道ができるか楽しみですね。
2014.05.11
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