週1回、鳴子池の花壇に水やりをしている方から聞きました。
いつものように水やりをしていると初老の女性が声をかけてきました。
「いつもすてきな花をありがとうございます。」
「わたしは水やりをしているだけなんですよ。」
「ここを通るたび楽しみにしています。」
「この花、種から育ててここへ植えているんですよ。そちらのお世話はもっと大変。」
「種から育ててそだてているんですか。驚きました。」
「鳴子コミュニティーセンターで育てていますよ。お家でも育てられるように苗をわけていますから。お好きなら覗かれてはいかがですか?」
「はい、ありがとうございます。」
小さな花が、心和む人と人の縁をつくりました。
鳴子がすてきなまちになるように汗を流している人
その人たちを気をとめて、それを言葉にする。
この言葉が重なると居心地のいい「まち」が生まれそうな予感がします。
あなたもお花の世話をしている方を見かけたら、よろしければ声をかけてください。
2015.12.16
まちかど情報