少子高齢化は、長生きの歴史でもあり、介護の必要性が増す時代でもある
特に、加齢と共に増える認知症は病気だけではなく、家族や社会との関係の大きな変化になる
自分がどのような医療や介護、看護を受けたいかということは、理性のあるうちに家族などに伝えておかないと、医療は延命措置をする義務がある。
自分の望む死を家族の同意や、医師への意思表示をしておかないと生かされてしまわざるを得ない。だから人生の最後まで自分の生きたい生き方を、家族などの同意を得ながら文書などで残さなければならない
人は誰でも必ず死ぬのだから、その人生の最終段階まで自分らしく生きるためと、死んだ後の身体を認知症などの治療のために医療人に解剖することも死んだ後の人生の意思表示になる
死と自分の意思で向き合って、最期まで生きるためには、知識も努力も必要というのも皮肉かな
2018.02.26
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