5月25日(土)鳴子コミセンで南生協病院院長で同病院緩和ケア病棟医長の長江浩幸さんの講演会と質疑応答が行われました
緩和ケア病棟での体験を踏まえた医療的治療と患者の生活、家族などとの絡み合い、生活する地域で患者が医療とは別な部分で「治っていく」「生活を取り戻していく」過程、医療現場での「死ぬ時ぐらい好きにさせてよ」とまぁまぁ形ととことん治したい医師との悩みなどの話が軽やかに話されました
ACP(アドバンストケアプラニング「前もって人生の最後に対して話しておく過程)やリビングウィル(医療などの意思表示書)で自分の受けたい医療や介護、生活を示すことで本人の意思が尊重される時代になってきている
そんな医師の話を受けて、40名ほどの会場からは、おひとり様はどうするか?死後まで書いておきたい、治療中に気持ちが変わるなどの参加者の実感が出てきた。
人生の最終段階に向けて、元気なうちに意思表示と、地域での仲間との生活とたすけあい、お互いさま関係作りが大切という結論になっていった流れがこの時代の鳴子が見えたような気がした
2019.05.26
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