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まちかど情報

2021.05.19

まちかど情報

中央森で多様性のある森づくりのために専門家と現地打ち合わせ

5月15日(土)の午前中、鳴子中央公園の雑木林、中央森(ちゅうおうもり)に「森づくりチーフリーダー」の眞弓浩二さんに来ていただき、鳴子きずなの会のメンバーなどと現地打ち合わせ
眞弓さんは、なごや生物多様性保全活動協議会(なごビオ)からの助成金によって中央森で植生調査(しょくせいちょうさ)を行うことができることになった鳴子きずなの会が夏休みころに行おうとしている調査の内容などの打ち合わせのために来た

 現地での初の打ち合わせであったが、会ってすぐに、この林の20年ちょっと前の写真が出てきてみんなびっくり。眞弓講師はこの林の昔の関係者だった!
眞弓さんの話は60年前の現在の鳴子の山の状況などもスラスラと出てくる。その頃から住んでいるきずなの会のメンバーが「記憶通り!」。当然40年前のとかもすらすらと。体験か、知識かだんだんわからなくなる話
でも、中央森がこのまま何もしないと、常緑樹がほとんどになり薄暗くて住民が林に入りにくくなっていくこと、四季を感じる木や花もなくなっていくこと、昆虫や鳥や微生物などの生き物の活動もなくなる未来をいっぽんいっぽんの木を見ながら話をする眞弓さん
眞弓さんによると、この林が明るくて人がはいりやすくて、木などの生き物と楽しむには、このまま何もしないでは難しいとのこと。今の鳴子中央公園の林を、どんぐりから芽を出したばかり木から、枝がいっぱいの木、20メートル以上の高齢になりつつある木、などの林の状態を調べる植生調査ではっきり現状を調べなければ対策が立てられないとのこと
住民が楽しんで遊べる林の環境がカブトムシなどの生き物にも住みやすい環境
今後きずなの会は夏に植生調査を行って、林の現状と未来への課題を、ネイチャーゲームなどの自然に親しむことから進めていくつもりで