「社会的処方」って言葉を聞いたことがありますか?
あまり多くない気がします。
そのようなまだ日本ではなじみの少ない言葉をキーワードにワール ドカフェ方式というファシリテーション手法を使って「 社会的な孤立という病の処方」を対話(ダイアローグ)する試み
医師2名を含む医療関係者と地域ボランティアなど20人ほどの様 々な経験や立場の人が対話をしながら学び、 意見を共有していく過程は見ていてかなりスリリングでした。
話し手もみんなかなり力の入った話が多く、 いろいろな経験と意見がみんなに伝わって行くのがよく分かった。
イベントに関連しての発言も多く、孤立解消のきっかけに「 においと声」と「焼き芋とあいさつウォーク」 を指した話は喝さいを浴びていた。
主催者は、 午後の部で別途社会的処方という言葉が出てくるのではなく、 森と盆栽の話も、あいさつウォークも、 焼き芋も全部が社会的処方につながった内容を意図していたので、 午前のイベント参加者が「今日のイベントでも・・・」 という話が出るととてもうれしい気持ちになった。
この企画の発案者であり、 当日のファシリテーターでもあった上井さんがまとめで言っていた ように「 この集まりでいろいろな立場や活動で社会的処方ついて合意ができ てきたが、 これから具体的成果を出していく活動に移れるのかが課題」 なので、 鳴子きずなの会としては課題を提起されたというとらえ方をしてい ます。