鳴子中央公園を使っていろいろなつながり方を楽しむイベント、「
多くの方が集まってくれて、 いろいろな出会いと楽しみが生まれました。
まず、「鳴子中央公園の森は盆栽である」
もう3年になる森づくりリーダーの眞弓浩二講師によるいろいろな 観察会。
広葉樹や針葉樹、 常緑樹などの木の分類などの基本説明をしながら鳴子の森の歴史を 振り返る。また、 1960年代の燃料がガスと電気に変わる燃料革命以降に生活につ ながっていた里山が衰退していき現在の常緑樹が多くなり、 昼でも暗くて見通しの悪い森になって来た。
このまま放置すれば常緑の低木がうっそうと茂り光が次第になくな る森になっていくことを森のいろいろな場所の木を見ながら説明。 具体例で歴史を振り返るのですごく納得できる内容。
逆に、木を切ったことで新しい芽が出てくる萌芽更新( 切り株更新)とどんぐりの実が地面に落ちて、 太陽と雨の水で芽が出てくる実生(みしょう) の具体例を示しながらでの説明は説得力がある。 参加者もうなずき方が深い。
10数人の参加者であったが、 鳴子中央公園の森の成り立ちと現状、 そして今後への対応の実際を具体例で話せる段階になってきたこと に、森づくり活動の3年の歴史を振り返るいい機会にもなった。